魚眼レンズ
(注)タイトルが魚眼レンズとなっていますが
魚眼レンズに対するレビューや使ってみた感想は全くありません。
悪しからずご了承くださいませ。
みなさんこんばんわ。
最近ちょっとカメラ熱が下がって来てて
あまり写真も撮りに行かなくなっちゃってたんすけど
もう一度カメラを楽しもうという事で
このブログも書いていこうと思います。
近々新機種を導入しようと考えているから尚更ですね。
で、タイトルにあるように
魚眼レンズを買うのかと思われている方が大半だと思いますが
僕はこのレンズを買う気は全くありません。
と言うのはカメラを始めて一年未満の
カメラ歴が極めて初期にの段階で魚眼レンズを使って
非日常的な写真をSNSにアップした結果
周囲に一定の評価を得た事で自分の力を過信し
カメラの写り方やレタッチソフトの機能頼みで
構図や撮影技術をこれ以上磨けずに写真を撮り続けた結果
成長が止まってしまった(と僕は思っています)
とあるフォトグラファーを知っているからです。
確かにその方の写真を初めて見た時
僕は今までの撮影で積み重ねて来たもの全てが
その人の写真で一気に崩されてしまった感覚に陥り
今までやって来た事の全てに自信が無くなってしまい
その後スランプに陥ってしまったくらいの衝撃を受けました。
けれどその方は先程書いたように
周囲に過度に持ち上げられてしまった結果
(特にカメラをやっていない層に)
自信が過信に変わり、発言も過激になり
(被写体に対し自分が写真を撮ってやってると言った言動等)
誰かの為に写真を撮るのでは無く
自分の評価を上げる為に写真撮るようになってしまったんですね。
そのきっかけが魚眼レンズだったのです。
だから僕はこのレンズを使うのが怖くなってしまったのが正直なところです。
僕の経験則で言わせて貰うと
カメラを初めて2年位までは魚眼レンズに頼らず
標準レンズもしくは単焦点レンズで
しっかりと構図を勉強して写真の見え方を学んだ方がいいと思います。
何故なら構図は写真が上達する一番の近道だと思うからです。
一見、何気ないように見える写真でも
プロのカメラマンが撮った写真はきっちりと構図を計算していて
それを踏まえて見てみると凄く勉強になります。
それに比べてカメラ歴が短いアマチュアの方が
魚眼レンズを使って撮った写真は一見派手で物珍しく見えて
すごいと思う方が多いかも知れないですが
構図がめちゃくちゃだったり
1番に何を見せたいのか分からない
落ち着かない作例が多いように思います。
魚眼レンズを使った写真の全てが構図や基本を無視しているとは思わないですが
そうやってレンズの性能頼みで奇抜な写真を撮ってると
写真って上達しないなーと痛切に感じました。
で最近その方が知り合いに依頼されて撮ったブライダルフォトを見たのですが
うん、僕だったらこんなのは他人に見せられないなと思うくらい
酷い作品になってましたね。
ブライダルフォトなのに新郎、又は新婦の顔が不自然な位置で見切れていたり
この構図でいくならブーケを見せたいのにブーケがボケていて
やや後方の新郎にピントがあっているにも関わらず
新郎の顔の顔が切れていると言った写真があって
(僕ならブーケを見せたいならブーケにピントを合わせるし、
ズームアップしてブーケを大きく見せる写真を撮る。
逆にブーケを持ってる新婦を撮りたいなら
もう少し引きで撮って新婦の顔を全て出す)
他の写真も構図をちゃんと計算して撮ってるのかなと
首を傾げたくなる写真が多くて正直絶句しました。
ま、人の感性は個人差があると思うけども
僕が当事者だったら
一生に一度しかない結婚式の写真で
金出してこんな写真を撮られたら凄く残念に思うだろうな。
とにかく言いたいことは
珍しい機材で人と変わった、又は非日常的な写真を撮る前に
きちんと構図を勉強しとかないと
写真は上達しないよと言うことでした。
珍しく文字だけ、しかも批判的な記事を書いてしまった。
けど構図は大切だと思うんですね。
僕ももう一度しっかり勉強しておきたいと思います。
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