「プロ機は憧れで買うものでは無い」、ホンマか?
新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
さて、今日のテーマです。
去年発売されたニコンのプロ仕様の高級機
Nikon Z9
これがめっちゃ売れててNikon党の僕としては嬉しく
かつ、いつかは欲しいなと思ってるのですが、
これについて
「アマチュアの人にとってプロ機は憧れで買うものでは無い」
と言ったプロカメラマンがいたそうですね。
率直な感想を言って良いですか?
お金さえあればアマチュアはプロ機を買うべきだと思います。
プロかアマチュアかなんか関係ないです。
とは言いつつもプロ機を所有した事が無いので説得力は無いですよね。
と言うわけで、カメラのプロ機は所有したことないですが
バンドマンとして
シンセサイザーのプロ機を所有していますので
その経験からこのテーマについて語らせて頂こうと思います。
15年前、自分で曲を作りたくて
シンセサイザーを買おうと思った僕。
ちょうどその時、YAMAHAから新型のプロ機
MOTIF XS7が発売されると知りました。
希望小売価格税抜き295000円
おいそれと買える金額ではありません。
散々悩みました。
でもせっかくだから音の良いものを買っておきたい
プロ機の本体は持ち運ぶには重過ぎるけど
家の中で使って持ち運びなどしないから大丈夫と思って買いました。
弾いてみて思ったのはプリセット音(あらかじめ登録されている音色)
が素晴らしく、もう音を出してるだけで楽しい。
そして鍵盤のタッチが素晴らしく触ってるだけで楽しい、そんな機種でした。
プリセット音はカメラで例えるとプログラムモード、でしょうか。
そのうち、自分で音色を作ることを始めます。
そう、カメラで例えるとマニュアルモードみたいなものです。
そうしてオリジナルの音色作りにはまっていた僕に
100人以上動員してワンマンライブを行なった某コピーバンドから
キーボード担当として加入してくれないかというオファーを頂きました。
憧れているバンドからの想像すらしてなかったまさかのオファーに
その日の夜は眠れなかったです。
正直、バンド経験がさほどない僕として
明らかに荷が重いオファーでしたが
色々悩んだった結果加入することにしまして
演奏技術は低かったですがMOTIF XSの音色に助けられて
このミッションをこなす事が出来ました。
たくさんのお客様から音色がご本人の音だったとの
ありがたい感想もたくさん頂きましたが
これはプロ機だから出来たことです。
レビュー等で特に評価の高いプロ機は
出来る事の種類が凄く多くて
自分の引き出しを増やせるとんでもないバケモノです。
だから買えるんだったらアマチュアでも
初心者でも買った方が良い、
自身のバンド経験から僕はそう思います。
その後もこのMOTIF XS7と共に
沢山のライブを行なって来ました。
このシンセサイザーは沢山の経験をさせてくれました。
15年経った今でもかけがえのない相棒です。
今後も大切に使って行きたいと思います。
実際にカメラのプロ機を買えてないので
説得力はないかもですが
プロ機はプロが買うものだからアマチュアは買うべきではない
という思想は僕は違うと思います。
実際にたくさんのアマチュアの方がプロ機を買うと
単純にメーカーの売り上げが上がり
それがカメラのさらなる進化に繋がります。
だから手放しに褒めろと言うわけではないですが
評価の高い製品が沢山売れる事は誰にとっても良いことなんです。
良いモノを使った事でその人が幸せになる、
とても素敵な事じゃないですか!
と言うわけで、これが僕の意見です。
長くなりましたが読んで頂き、ありがとうございました。
それでは!
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